テーマは”、“日本のど真ん中で働く「夢」と「責任」”です。
渡邉美樹さんの主催するスクール・エイド・ジャパンは、カンボジア・ネパールの
子供達への教育支援を行っています。
2000年発足より、すでに100校を越える学校を建設し、
親を亡くした子供達を育てる家も完成しました。
スクール・エイド・ジャパンのHPには、http://www.saj.or.jp/index.html
「一人でも多くの子どもたちに、
人間性の向上のための教育機会と教育環境を提供する」
子どもたちの夢を育み、健全な成長を促進すると共に、将来、自身に備わった
すばらしい能力に気づき、それを伸ばし、そして、社会に貢献できる子どもたちを
育成する事を目標にして、この活動を行います。
・・・ とあります
なぜ直接支援するのか?・・なぜカンボジア・ネパールなのか?
熱い思いがそこに書かれています。
孤児院に引き取られてきた子供達は3日間ぐらいは、怯えて口をきかないそうです。
国境では、男の子は1万円、女の子は3万円・・・で売買される
という噂を聞いているからなのだそうです。
カンボジアの多くの子供達にとって、
ご飯が食べられること・・・
屋根がある所で寝られること・・・
勉強できること・・・
は、この上もない幸せなのです。
ようやく安心すると、
一身不乱に勉強する子
自分の給食を、村に残した兄弟のため、取り置く子・・・
他の子も協力して自分の分を分け与えるのです。
日本の一流企業が集まる大手町で働く人たち・・・
比較的恵まれた環境にある人たち・・・には、
それなりの「夢」と「責任」があるのでは・・・と
美樹さんは問いかけるのです。
すごい熱気でした。
若い方が多いのはもちろんですが・・
真剣な張りつめた澄んだ空気が流れる会場に
善意の情熱が静かに燃えていました。
日本の若者も捨てたものでは無いと
嬉しくなりました。