置かれていました。
「あっ、今年も・・」と胸がきゅんとなりました。
十一月一日は、主人の命日なのです。
あの時、ご夫婦で駆けつけて下さった親友の太田さんは、
数年に渡り、規則正しく毎月一日にお花を届けて下さいました。
あまりに申し訳なくて、何回もご辞退したのですが、
今でもお彼岸やお盆など折に触れて贈り続けて下さっています。
太田さんが苦境にあった時、主人がご支援させて戴いた事を
忘れないでいて下さっているのです。
ありがたいことです。
二日の日曜日には、日之出取締役の小松さん夫妻がお参りに来てくれました。
七年前、会長、社長が相次いで亡くなった混乱時に、
「日之出はやって行ける。価値がある会社だ。」と言ってくれた
彼の言葉を信じて、私は専業主婦から社長に転身したのでした。
あれ以来、まさに苦楽を共にし、日之出のために誠心誠意尽力してくれました。
日之出テックス社員の無口な奥様も、家に仕事を持ち帰るほど熱心に、
玄関マット作りに励んでくれています。
本当にありがたいです。
お客様や仕入れ先様、銀行様、社員や友人など
多くの皆様のお蔭で、ここまでやってこれました。
振り返ると感謝の気持ちで一杯です。
ありがとうございました
2001年11月1日
負けず嫌いで、一番が好きだった主人の命日です。
私もモップ・玄関マットで一番にこだわり続けたいと思います。
また、これまでお世話になった方々に少しでもご恩返しができるよう、
更に努力して行きたいと願っています。