明日は母の日ですね。いつものように何も要らないという母に、ささやかなプレゼントを贈りました。お客様のカタログから選んだ、小さなブリザードフラワーの小鉢とありがとうの文字を焼き入れたカステラのセットです。社内でももう贈る母がいないという人も増えています。
若いころは、主人の母と祖母にもプレゼントを贈り、喜んでくれたことを思いだします。贈る人がいるというのは仕合わせだとつくづく感じています。
娘婿は3歳の時母を亡くし、祖母に育てられました。父もやはり3歳で母を亡くし、伯母に育てられました。娘婿はやさしく真面目、父は豪放磊落、性格は全く違いますが、おだやかで思いやりがあるのは共通しています。それぞれ育ててくれた祖母や伯母に感謝して大事にしたのも同じです。
父の伯母は、私にとってはおばぁちゃんそのもの、躾に厳しく凛とした、大好きな祖母でした。あのころは余裕がなくできませんでしたが、いっぱい孝行したかったと思っています。
お世話になった故郷の本家の伯母にも、母と同じブリザードフラワーとカステラのセットを贈りました。97歳の今は車椅子が欠かせず、だんだん記憶も失われてきているようです。昨年もお贈りしたのですが返事はありませんでした。数年前の年賀状には「あいたい」と書かれていました。無理しても会いに行けば良かったと思います。
「母がいないからプレゼントも贈れない。」という人が多いです。「母の日」を「お世話になったお母さんみたいな人」にもプレゼントを贈る日にしたらいいと思います。ご恩返しとお礼のご挨拶ができますし、世の中の経済にも役立つと思います。
息子がくれたカップに入ったブリザードフラワーです。やはりお客様のカタログから選んで贈ってくれました。お花を選ぶのが苦手な男性には助かる仕組みです。照れ屋の男性にもぴったりですね。
母=母、母のように思える人、お世話になった人と考えてプレゼントを贈り、喜びの声がこだまして、世の中が明るくなるビジネスを考えたいと思いました。
母の日に関する過去ブログはこちら↓
http://otome-blog.cocolog-nifty.com/blog/2014/05/post-e2c0.html
ゆりこ