日本初のモップメーカー日之出株式会社の松本ゆり子です。
昨日父の生き方が、エクスマ的と書いたのですが、「エクスマ」とは、コンサルタントの藤村正宏先生が提唱する、「モノ」を売るのではなく、「体験」を売るという「エクスペリエンス・マーケティング」の略称です。
それだけでなく、従来の競争社会の「利己的」なビジネスではなく、「利他的」な社会や人を仕合わせにするビジネスを目指すところに特徴があります。
正確を記するため、藤村先生のブログから抜粋させていただきます。
マーケティングコンサルタント藤村正宏ブログ・エクスマとは?「エクスペリエンス・マーケティング」の略称です。
●モノを売るのではなく、体験を売る
●関係性
●「個」を出す
●しあわせを創り出し、結果利益を得る
●あなたの天命とは
エクスマの基本構造はこんな感じです。
企業は利益を出さなければ、存在意味がありません。
だからしっかりと利益をだすことです。
でも、それを目標に掲げると失敗するのです。
順番が逆ってこと。
まずあなたのお客さま、あなたの周りの人たち、そして社会に「しあわせ」を創り出す。
そして、結果的に利益になること。
エクスマの基本的な考え方です。
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父が経営していたのは、~十年も前のことですから、適合しないところもありますが、製品を独自化することにより、新しい楽しい体験ができる商品を創作し、お客様に喜んでいただけたこと、いろんな方に協力していただいて楽しく利益がある販売網を作ったこと、利益を社員や地域の方に還元できたのは、エクスマ的だったと思います。
とにかく父は褒め上手でしたので、多くの人に好かれていました。
私も幼いころから「百合子は賢い、可愛い」と褒められて育ったので、父の言葉は何でも素直に聞けました。命令されなくても、お手伝いをしたりするのも大好きだったのです。
社員さん達のことも大事にして、会社の費用で高校や大学に行かせたりしていました。これは、父方の祖父も社員さんや地域の人々をとても大事にする人だったので、伝統かなとちょっと嬉しいです。
私も少しでも良い会社にできるよう努力したいと願っています。
ゆりこ