蒲郡プリンスホテルの庭も海もより美しく感じられました。
クラシカルな桜の間で、八十八周年記念研修会が始まりました。
小松さんの少し早口で流暢な司会の元、社長挨拶をしました。
日之出の歴史、7年間支えてくださった社員の皆様への感謝の気持ち、
より良い会社への夢と100周年に向けての抱負などを話させて戴きました。
景気の急激な悪化で、一時は開催も危ぶまれましたが、昨年来社員の
実行委員会で、全社一丸となって計画を進めてきた手作りの研修会です。
この危機を人間力で、前向きに乗り越えなければなりません。
『仕入先を大切にし、お客様に心から喜んで戴ける会社。社員が幸せで
社会貢献ができる会社。』への夢のため、努力し続けなければなりません。
『厳しく暖かい会社』を実現し、社内が結束、向上するための研修会です。
感無量で、少しあがってしまいましたが、気持ちは通じたと感じました。
主賓の野村社長様からご祝辞を戴き、祝電披露の後は、永年勤続表彰です。
勤続7年以上の36名の方に、記念品として日之出のマークと個人名入りの
ボールペンを贈呈しました。
思い出の写真をスライドで見ながら、ホット一息ついた後はメインの研修会です。
青木さんのご講義は、体験に基づいているので説得力があり、飽きさせません。
今日のホテルでの会食にちなみ、オードブル・スープ・主食・デザートに例えて、
挨拶の大切さ、仕事への心構え等をユーモアを交えてお話し下さいました。
決して上から目線での話し方をされないのが素敵です。
社員揃って、楽しく熱心に聞かせて戴きました。
「一人も眠ってる人がいなかったですよ。」と青木さんも満足そうです。
佐保料理長さんの素敵な笑顔に見送られて、バンケットホールへ移動後、
まずは、全員で記念写真撮影です。
第二部の司会は、松本君です。
日本カーペット工業の伯井社長様から、お祝いのご挨拶を戴き、
アルマックスの山田社長様の乾杯の音頭の後、祝宴が始まりました。
窓から海を望み、八十八周年記念タペストリーが飾られた広い会場で、
お料理も美味しく、皆和気あいあいと楽しんでいるようです。
苺のケーキのデザートが出た頃、記念タペストリーについて、工芸作家の
フレスコリーフ木村氏より、デザインに託した思いと、山田社長よりお召し列車と
同じ工法での額縁製作の秘話を披露して戴きました。
その後、お待ちかねのビンゴです。
最初の一人がなかなか出ず、リーチが大勢で、だんだん夢中になってきます。
何と最初のビンゴは、来賓の監査役の大谷さんでしたが、ご親切にも社員にと
譲って下さったので、大当たりは縫製グループで一番若い幸子さんになりました。
芳賀織布工場様ご提供の美しい草木染めの野蚕ショールです。
普段おとなしい幸子さんもニッコリです。
ビンゴ係の杉原さんの「走って~早く」の掛け声に、ビンゴになった人が
懸命に走って来る姿が可笑しいです。
お歳暮で戴いた商品券や、ダストクリーンのお客様のホテル様・レストラン様の
ランチ券やタオル等が、半数の人に当たりました。
残念賞は第一衛材さん製のカウンタークロスです。
ほのぼのとした気分の内、芳賀社長の一本締めの後も、各社・各チーム毎に
記念写真を撮り合い笑みがこぼれます。
生産チームの皆さんです。看板の題字はダストクリーンの鈴木さんが書いてくれました。
大成功でした。
皆が喜んでくれて良かった・・。ありがとう、皆様のお蔭です。
皆の笑顔は一生忘れません。
非力の私ですが、厳しいこの時代、精一杯会社のために努力して参ります。