女性社員過労自殺、電通本社に立ち入り調査
世間には残業が多すぎる会社があることは知っています。
身近でも残業100時間とか200時間とか徹夜何日とか聞いて心配したこともありました。残業手当がきちんと支給されるのは、まだましな方で、タイムカードを押してからサービス残業数時間なんて、ひどい会社もありました。インフルエンザで休んでも有給を使わせてくれず、精勤手当ての2万円を給料から引かれたと聞いて絶句しました。
結婚式の当日午前2時まで仕事をしていた新郎、翌日新婚旅行ではなく会社に行ったのは真面目で責任感の強い好青年でした。
有給をほとんど使ったことが無いという人もいましたし、うちに面接に来る人でも、パートには有給が無いと思い込んでいる人もいました。
メディア関係やIT業界は、特に残業が多いことも知っています。
メールを夜中の1時や2時にいただいたこともあります。
いくら若いとはいえ、心も身体もまいってしまいます。睡眠不足だと判断力も弱り、良い考えも浮かびません。
疲れすぎて仕事も楽しくないので、能力が低下し自信も無くなります。
自殺とまではいかなくても、鬱になる人は少なくありません。
たいせつに育てた若者をなんてもったいない!!
グローバルな時代、世界の安い人件費と勝負しなければならないのはわかります。
でも人材を粗末にして良いことは少しもありません。
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人はたいせつにされてこそ輝き、活躍できるのだと思います。 会社や上司、周囲の温かい心遣いで、頑張れるし疲れも休まります。 楽しく仕事をすれば、素晴らしいアイディアが生まれ、良い成果に結びつくと信じています。
行政は、最低賃金を上げることばかりでなく、すべての企業が労働基準法をきちんと守るよう指導していただきたいと切に願っています。
ゆりこ