日之出のクロスなどの販売商品のパッケージに印刷されていますので、
見られたかたもいらっしゃるかも知れません。
最近は、レンタルモップ等のノンパッケージ製品がほとんどですので、
新しい社員さんのなかには、知らない人も増えてきました。
~十年前、銀座の雑貨屋さんで見つけた、箒のような形のモップに乗った
可愛い女の子のお人形を、婚約者(全社長)にプレゼントしたのが始まりです。
でも、モッピィちゃんは、モデルのスマートな少女とは似ても似つきません。
びっくり眼に丸くて赤い鼻、ぽっちゃり体型で、ある時はモップを担ぎ、
ある時はクロスを片手に黒髪をなびかせ、せっせとお掃除といった感じです。
『モップの妖精?・・』と私は思っているのですが、
『モッピィちゃんは、お掃除しているおばさん?・・』と、いう人もいます。
いつ頃、どなたにデザインして戴いたかも定かでは無いのですが、
見みれば見るほど、可笑しくて癒されます。
数年前、トヨタ自動車さんの展示会で、袋に印刷されたモッピィちゃんが
若い女性社員さんに大人気で、販促品としてお配りしたクロスが
あっという間に無くなってしまったことを思い出しました。
「古くさいでしょ。」
「その古っぽいとこがいいのよ・・。」
そう言えば、『ひこにゃん』や『せんとくん』など、”ゆるキャラ”が流行っています。
というわけで、日之出八十八周年の記念品は、実行委員全員一致で
”モッピィちゃん携帯ストラップ”に決まりました。
日本で初めてモップ造った日之出ですが、今では玄関マットも造っています。
全社員の象徴ですので、モップを担いだモッピィちゃんをマットに載せる事にしました。
デザインは、絵の得意なダストクリーンの守屋画伯と、日之出縫製グループ
若手ホープのルミちゃんとの指名競争入札となり、接戦の上最終的には
風に翻る赤いマットが可愛い、ルミ子さんの絵が採用となりました。
「戴けるのは一つでしょうか。」という、パート社員さんの控えめな質問に 、
「一人ニケづつ。」と決まりました。
一所懸命働けるのも、家族の協力があってこそ・・ですものね。
「いつか、社員さんのご家族をお招きして、親睦会が開けるような会社になりたい。」
と、強く思いました。