産業雇用安定センターのOさんが来社されました。

産業雇用安定センター

かわしんビジネス交流会でお会いした時、集配業務経験者の30代の男性が求職されているということでしたので、ぜひダストクリーンにと期待したのですが・・・
今回は、日之出の工場内作業希望の女性のご紹介でした。

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製品の入出庫でフォークリフトの運転必至ですし、電動カッターナイフでの裁断、組立もあるので、正直男性しか考えていませんでした。

履歴書を見ると、とてもていねいな字でしっかり書いてくださっています。
工場勤務の経験は全くありませんが、製造職希望と明記されています。

「テキパキしてやる気のある人は、何をやらしてもできますよ。」というOさんの言葉になるほどと心動かされました。

実は日之出のモップハンドル組立主任は女性です。
景気が悪い時代でしたので、20人も応募者があって、そのうち二人が女性でした。

私は正直、気は優しくて力持ちの男性が欲しかったのですが・・・どうみても彼女が一番優秀でした。重いハンドルの箱を実地で持ってもらったのですが、20代の青年がオットットとよろける中、「ちょっと重いですね。」と要領よく持ち運んだのです。10トントラックの運転手をしていたので、配達もお手の物で、礼儀正しく受け答えもしっかりしていて、人柄も申し分ありませんでした。

もう一人の女性も、工場経験は無いものの、一生懸命でとても好感が持て、余裕があれば採用したいと思ったくらいでしたが、後日「豊橋方面で就職したいという良い人がいる。」と名古屋の友人が電話で薦めてくれたのは、その人だったようでびっくりしたことを覚えています。

今は、男女の希望は書けない時代ですので、その仕事をきちんとこなしてくださればどちらでもいいはもちろんですが、困るのは入社後女性だからできないという甘えが出る懸念があることです。
これは本人だけでなく、周りもそういう目で見る傾向があります。
日之出は人にやさしい会社を目指していますが、仕事には厳しくなくては存続できません。
無条件の温かさで人を受け入れ、真剣に仕事する会社でありたいと思います。
 
ゆりこ

投稿者 yuriko