前回に引き続き、テーマは「夢と希望を持って本気で生きる」です。
メーカー社員に不可欠なものづくりの心構えと基本~
仕事を「やる気」になる智惠とコツ~
お客様第一の本質とは何か、その大切な心について~
社員の「全員参加」の本質の大切さ~
などを中心にしたご講義です。
先生の熱く、時には軽妙洒脱な語り口に、皆引きこまれていきます。
「そうそう・・。」と思い当たったり、
自分の至らなさに気づき、ほろ苦く反省したり、
「今日から改めればいいんだ。」と勇気も沸いてきます。
豊橋市の花田校区市民館に暖かい空気の流れるなか
エヌ・イー・ワークスの三澤誠社長様がご挨拶に来てくださいました。
三澤社長は若干三十三歳、落ち着いています。
創業7年足らずで、社員数百名。
ぶれない強さを感じます。
エヌ・イー・ワークス社は、島根県奥出雲にある電子部品メーカーです。
クリーンルームで携帯電話の精密部品を組み立てる技術を活かして、
ピンセットで押し花を独特な煎餅にあしらい、「押し花菓子」を創作しました。
彩色健美 美楽 「押し花彩菓」 の誕生です。
その上、「オリジナル押し花器」と「せんべい焼き機」も自社で作ってしまいました。
材料のお花や野菜も勿論、社員さんや地域の人々の手作りです。
http://mi-raku.com/index.html
電子部品業界は、仕事に波があります。
産業の乏しい地方にとって、一番大切なのは職場をつくることです。
電子部品の組み立てができなくても、押し花菓子を作ることはできます。
それもできなくなっても、お花の栽培ができます。
65歳だった定年を、最近70歳に引き上げられたそうです。
肌附先生のサロンで、初めて「押し花菓子」を目にした時、
その美しさに魅せられてしまいました。
お菓子も美しいけれど、社員さんや地域の人々の幸せを願う
三澤社長の心はもっと美しいです。
肌附先生はじめ多くの方々が応援されるのもよくわかります。
ネットで取り寄せた「押し花菓子・チョコレートサンド」をお配りしました。
研修の合間の一時の癒しにと思ったのですが、社員さんの多くは、
大切に家に持ち帰って家族と共に味わったのでした。
ごめんね、一ヶだけで・・。
真面目で一所懸命な六十~歳の鈴木さんが、
感動して泣けてしょうがなかった・・そうです。
肌附先生、三澤社長様、感動をありがとうございました。
研修会以来、社内の雰囲気が柔らかくなったような気がします。
日之出も良い会社を目指して、皆で努力してまいります。