これまで何人かの方と面接して、何か変わったような気がしました。
こんな求人難の時代でも、正社員になれない方がたくさんいると聞いて気の毒に思っていましたが、どうも違うのです。
理想の会社を追い求め、数年もアルバイトしている方や、正社員になりたくないという方もいるようなのです。営業マンのなり手が減ったと聞いて久しいですが、責任があるのも嫌だという人も・・・また趣味を楽しみたいので残業もしたくないという人も・・・。
終身雇用の会社も減ってきました。景気の動向によって、止むおえずリストラされるのは大企業も同じですが、そんな中でも親子三代50年~60年も勤められる中小企業もあって素晴らしいと尊敬してきました。安心感のある会社で人材育成が図れるというメリットの半面、保守的で変化への対応に疎いといった終身雇用制度のデメリットも指摘されるようになり、価値観はほんとうに変わりました。
また残業漬けで休みが少ない人もいれば、完全週休二日制でも足りないと思う人もいます。
会社を選ぶ時も、条件だけで選んでも満足は得られないのではないかと思います。 やりがいだけを追い求めて入社して、ちょっと理想と違うとすぐ辞めるのも困ります。
会社の仕事、方針をよく聞き、十分吟味して、自分の人生設計に合致するか考えて選んでいただきたいと思います。
自分の選んだ道を信じて最低三年は努力して欲しいです。やりたいと思った仕事でも楽しいことばかりでないかもしれないけれど、辛いことも乗り越えてこそ真の楽しさが生まれると思うからです。
「石の上にも三年」
昔の人はいいことを言いますね。
ゆりこ