選ばれたばかりの日之出5S実践推進委員と、5S監査役、私の9名の参加です。
5S講師の今井嘉紀先生のお骨折りで、新型インフルエンザで難しい時期ですのに、
見学させていただき感謝にたえません。
広々とした御津工場で、今井先生と待ち合わせ、玄関を入って
ご挨拶もそこそこにまず手肌の消毒です。
見学の説明中の会議室に、平松社長様が元気に入ってこられました。
つい先だって「モンドセレクション最高金賞」授賞式のためベニスから
お帰りになったばかりのお忙しい中ですので、嬉しい驚きでした。
担当の若い社員さんから説明を受けた後、帽子を2ヶ被り、マスクを付け、
白衣を着てから、いよいよ生産工場へ・・。
ドアを開けると、ビニール袋を足に被せ長靴を履き、消毒液の中を歩き、
異物の確認にコロコロで白衣を撫ぜ、風除室を潜り抜け、また消毒と
なかなか行き着きません。
工場内では、防除服に身を包んだ驚くほど大勢の社員さん達が、
一つ一つ丁寧に作業されていました。
てきぱきとお仕事されながらも、「いらっしゃいませ。」「こんにちは。」と
気持ち良くご挨拶して下さいました。
再び会議室に戻り、平松社長様のレクチャーを受けます。
同じメーカーでも、食品(佃煮)とモップでは、天と地ほど違い、
皆カルチャーショックを受けたようです。
伝統技法を守りながらも、一早くISOを取得すると決意され、
社員さん共々前向きに取り組まれた経験談は説得力があります。
ISOの「~してはいけない。」と強制する考えは、社員さん達の心にそぐわない。
その代わりに、「世界の食卓に佃煮を。」という”夢”を目標にして、これまで
突き進んでこられたのです。
現在ISO9001、HACCPシステム(食品製造上の食品安全確保の管理システム)、
に続き、国内初のISO22000(食品安全マネージメントシステム)も取得され、
愛知ブランド企業に輝いておられます。
今井先生のご指導、ご助言があったのは勿論の事です。
平松食品HPより転載。
来週からは、夢の実現に、「TERIYAKI FISH(佃煮)」を携え、
台湾、香港に出発されるそうです。
17日のデイミーティングで、5S実践推進委員長の今泉さんから皆に
「一番良かったのは、平松社長でした。」との発表がありました。
美味しい佃煮のおみやげまで頂戴して感激です。
豊橋市梅藪町の本社工場直営店「美食倶楽部」では、お中元キャンペーンを
開催されているようですので、近々覗いてみようと思っています。
HPより。
営業時間は9:30~18:00(平日、土曜)、9:30~17:00(日・祝)です。
平松社長様、社員の皆様、今井先生、ありがとうございました。
日之出も”夢”をエンジンに、少しずつでも5Sを実践して行きたいと願っております。