先日、初めてルーマニアワインを試飲したのですが、



スッキリした味わいがとても気に入りました。
というか、美しい民族衣装を着た美女に魅せられてしまったのです。



一緒に試食したジャムも美味しくて、


赤ワイン2本と、ジャム2種を2ケづつ購入して帰りました。ワイン好きな末娘のお姑様と、いつも手作りのジャムをくださる娘の友人にもお裾分けするつもりです。



ルーマニアワイン専門店、「アルテソロレス」のHPを見て、ますます惹かれました。

ルーマニアワイン専門店「アルテソロレス」

日本に来て10年余りになる美しい姉妹が、豊橋市新吉町にルーマニアワインの専門店を開くまでのストーリーが綴られています。

数か月間も街を探して歩き、レンガ建てのお洒落な空き店舗に出会ったこと、賃借の契約を済ませ、店内装飾の設計図を描き、ホームセンターから材木を買い集め、自分たちで内装を作り上げたこと・・・

その設計デザインが素晴らしく、プロ以上の出来栄えなのです。
妹のクリスティーナさんは、モデルの傍ら、伝統のエッグアートにも勤しみ、その繊細な美しさは息をのむようです。



試飲会での美しい民族衣装の「イエ」は一針一針刺繍して自分で縫い上げたのだと言っていました。ルーマニアでは、「イエ」が縫えなければお嫁に行かれないそうなのです。

「イエ」は、手洗いして丁寧に扱い代々宝物のように伝承するのです。

日本人以上に手先が器用で、伝統を大切にするルーマニア人の姉妹を知って、ほんとうに感動しました。

手縫いした着物を丹精して伝承してきた日本人の良い伝統が失われていることを残念に思い、せめて使い捨てでなく、本当に良いものを大切に使う生活をしたいと思います。

 
ゆりこ

投稿者 yuriko