予定の無い休日の午後、一人でカフェに行こうと思ったのですが、



もしやと思い、親友に電話してみました。

「もしもし、今どこ?」
「良かったらお茶しない。」
そんな気ままな誘いに二つ返事で答えてくれる親友です。



30分後にはアコーディアナさんの駐車場で落ち合い一緒に入店していました。



以前の職場の仲間たちと他でお茶していた彼女は、喫茶店のはしごです。

パートを辞めて、コンサートや趣味を楽しむ毎日ですが、読み聞かせボランティアを再開したそうです。
お互い子どもが幼いころ、夢中になって紙芝居や仕掛け絵本を作ったことを懐かしく思い出します。豊橋に来たころ、必要に駆られて受けた図書館ボランティア講座で一緒に勉強したのがきっかけでした。
PTAでの読み聞かせの一時だけのつもりが、十数年も続いたのはほんとうに不思議です。
断りに行った会合で、「私たちの会の名前は『わかばの会』にしませんか。」言われた彼女の声があまりに清々しかったのです。赤ちゃんと幼児を連れた彼女の笑顔は、美しく輝いていました。「豊橋にはなんてきれいな人がいるんだろう。」と驚いたのが昨日のようです。
赤ちゃんだった末娘ちゃんも結婚し、まだ結婚していないのはお互い息子のみになりました。積み重ねてきた日々が友情を厚くしかけがえのない存在に育っているのが嬉しいです。

子育ても介護もほぼ終えた彼女が、家庭だけでなくボランティアとして社会で活躍している姿を見続けたいと願っています。

ゆりこ

投稿者 yuriko