皆様、こんばんは!



今日育児休暇中のIさんが赤ちゃんを連れて来てくれました。
お母さんの多い日之出は大騒ぎです。
先ずは、手先をアルコール消毒して、私が一番初めに抱っこさせてもらいました。
目鼻立ちのはっきりした女の子、まだ一月半なのに、首もしっかり座って安心感があります。
マネージャーのSさんとAさんは、日ごろ孫のお世話になれているので、さすが抱っこも上手です。

工場の入り口で出荷担当のYさんと新人Kさんにもご挨拶して、二階の縫製部に向かいます。
二階の扉を開けると、リーダーのTさんが待ち構えていました。



「皆さん、Iさんの赤ちゃんですよ。」と呼びかけると、皆ミシンの手を止めて、駆け寄ってきます。



 
「綿埃がひどいから。」と遠慮しながら赤ちゃんをのぞき込む人、早速抱っこする人、いろいろですが皆の笑顔で溢れます。
こんなに大勢の人の歓声を浴びたのは初めてだと思いますが、赤ちゃんは皆に抱かれても平気です。



それどころか、仕事に戻った皆のミシンの音が響く中、すやすやと眠ってしましました。お腹の中でミシンの音を聞いていたので、故郷のように感じるのでしょうか

これまで何人かの人々が赤ちゃんを見せに連れて来てくれました。
ほんとうに仕合せな時間です。
数年前三番目の女の子を見せに来てくれたMさんが、育休後も頑張ってくれて、今月から正社員になったのも嬉しいです。
数日前に育休に入ったYさんに会えなかったのを残念がりながらも、来月の約束をしてIさんは会社を後にしました。来年の4月には赤ちゃんも保育園に入り、日之出に復帰する予定です。



中小企業は大きな家族のようなもの、皆で喜び合い、助け合いながら、少しでも楽しく仕合せに暮らしていきたいと思います。

ゆりこ

投稿者 yuriko