お昼休みのこと、自宅から移植したアロエをどうしようかと思案していたら、「ここのお花いいね」って、年配の女性に声をかけられました。
先程からささやかな日之出の花壇を熱心に眺められていられるのが、気になっていました。
聞けば84才、運転免許が無いので、どこににでも徒歩で出かけ、わざわざここの道を通り、日之出の花壇のお花を楽しみにしているのだそうです。
今は、日々草しかなくて少々さびしいのですが、新しい花より、昔からあるお花の方が、心が和むのだそうです。
「ありがとね🥰こんな花壇なかなか無いよ。これからもずっと続けてくださいね。」
女手一つで子供二人を育てて大変だったけど、今では子供逹が、お花好きな自分のために、車でどこにでも連れて行ってくれるし・・・
勤めていた会社の社長さんが、会社が大きくなったのは貴女のお陰だと言ってくれて、退職して数十年たつ今でも、亡くなられた社長さんに代わって奥さんが、訪ねて来てくれる・・・
と伺って、真面目に誠実に素晴らしい人生を送って来た方、なのだとわかりました。
お花を通じての思いがけない温かい交流、花壇をお世話してくれているTさんや、みんなにも知らせたいと思います。
ゆりこ