明子さんは豊橋出身、しかもご実家は日之出のすぐ近くです。
明子さんのご両親に初めてお会いしたのはおよそ8年前の真冬、
主人と父を一辺に亡くし、母も重病の床にあった失意の時でした。
私の身心を心配して、義弟の渡邊さんが連れて行ったくれた
和食店のご主人夫妻だったのです。
温かくて美味しいお料理と、お二人の優しい言葉に、ほやほやの素人社長で、
ガチガチに突っ張っていた私の心がいくらか和らいだのでした。
そのご縁で、ときたまお伺いし、明子さんのスケート写真が飾られたお店で、
「あっこ、オリンピックを目指せ~。」と渡邊さんがエールを送り、
美味しいお料理を戴きながらの楽しいおしゃべりの一時をすごしました。
その1~2年後、「娘が苦しんでいる。」とつらそうに話していたお母さんの姿が
心に残りました。
渡邊さんがご両親の介護のため、日之出を退社し東京に帰ってから、
普段お酒を飲まない私は、自然と足が途絶えてしまいました。
それどころか、土日でも会社に行ってしまう私は、ウイークデイも帰宅は深夜、
TVも新聞も、経済、産業欄や仕事に関係あることしか読まず、たまたま休日に
TVでフィギアスケートを見ても、明子さんだと気付かなかったのです。
「なんて楽しそうにのびのびと滑る選手なのだろう。」とのんきに感心していました。
先月、豊橋出身の鈴木明子選手を応援しようという佐原市長のメッセージを
聞いて、「エッ」と驚いたくらいです。
「社長、知らなかったんですか。」と日之出のみんなにも笑われてしまいました。
なんとマネージャーの高木さんと杉原さんの娘さん達とは小学校の同級生で、
明子さんを熱烈応援しているのだそうです。
あらためて、鈴木明子さんの公式ブログを読んで、彼女の数年の軌跡を知り、
熱い思いが込み上げてきました。
http://akiko-suzuki.com/
「見ている人が幸せになれるスケートをしたい。」
と、明子さんは語っています。
苦境を乗り越えた彼女の姿は、明るくさわやかです。
明日のお昼は運良く週一度のディミーティングです。
明子さん出場シーンに時間を合わせて、日之出全員で応援したいと思います。
フレー、フレー明子さん!
思いっきり、楽しんで、明子さんの全てを表現して下さい。
見ている人に夢と希望を与え
明子さんの一生の宝となると信じています。